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AGAの初期脱毛とは?

AGA(男性型脱毛症)の治療を開始すると、治療前よりも髪の毛が抜け落ちる量が増加することがあります。これは初期脱毛といわれるもので、治療が順調に進んでいる証拠です。今回はプロペシア錠やザガーロカプセル、ミノキシジル外用薬を用いたAGA治療によって引き起こる、初期脱毛の仕組みについて解説します。

AGAを発症するメカニズムとは?

照島雅之 医師
城西クリニック福岡
照島雅之先生

AGAはジヒドロテストステロンというホルモン物質が頭髪の成長過程(ヘアサイクル)を乱すことにより発症します。

AGAの発症には男性ホルモンが大きく関わっています。そのメカニズムを解説する前に、まずはテストステロンという物質についてお話しなければなりません。 テストステロンは男性的特徴を発現させる男性ホルモンの一種であり、通常、この物質が薄毛の原因となることはありません。しかし、体内にある5αリダクターゼ(5α還元酵素)という酵素と結びつくことにより、ジヒドロテストステロン(DHT)へと変化します。このジヒドロテストステロンが毛母細胞に影響を与えると、頭皮のヘアサイクルが乱されるのです。発毛や髪の成長が阻害され、結果的に薄毛が進行します。

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ヘアサイクルとは?

照島雅之 医師
城西クリニック福岡
照島雅之先生

髪の毛は成長期・退行期・休止期といったヘアサイクルに従って生え変わります。

人間の頭髪はヘアサイクルに従って成長し、次第に抜け落ちるものです。ヘアサイクルには大きくわけて3つの段階があります。

・成長期(4年〜6年)
毛母細胞の分裂により、この期間は髪の毛が成長し続けます。成長期が長ければ長いほど、太く健康的な髪の毛に育つのです。AGAを発症すると、成長期がジヒドロテストステロン等の影響により短縮されるため、髪が十分に成長しません。

・退行期(2週間〜3週間)
毛母細胞の働きが弱まり、髪の成長が減速します。毛母細胞の分裂が少なくなるほか、色素細胞の活動も弱まります。

・休止期(3ヶ月~4ヶ月)
毛母細胞の分裂が完全に停止し、髪の毛も成長しなくなります。休止期から成長期に戻る段階で古い髪の毛は抜け落ち、新しい髪が生えてきます。

ヘアサイクルによって起こる脱毛は生理的脱毛と呼ばれ、適切な量であれば薄毛の原因にはなりません。また、髪の毛のヘアサイクルは1本1本異なりますので、一気に抜け落ちることはないのです。薄毛を改善するためには、このヘアサイクルを正常に保つ必要があります。

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AGA治療薬によって初期脱毛が起こる理由とは?

照島雅之 医師
城西クリニック福岡
照島雅之先生

AGA治療を行うとヘアサイクルが改善されるため、弱り切った髪を押し出すように初期脱毛が起こります。

プロペシア錠やザガーロカプセルといった治療薬は、AGAの根本的な原因である5αリダクターゼの働きを阻害します。それと同時に、ジヒドロテストステロンの影響から活動を止めていた毛乳頭細胞の分裂が活発化するのです。 健康的な髪の発毛を促した結果、なかば強制的に休止期に入り、抜けやすい状態となっている髪が抜け落ちていきます。これがAGA治療における初期脱毛にあたります。

外用薬であるミノキシジルも個人によって程度は違いますが同様の初期脱毛が起こります。プロペシア錠やザガーロカプセルとはAGA治療に対するアプローチが異なりますが、毛乳頭細胞を活性化させて発毛を促した結果、休止期の髪が抜け落ちる点は同じです。

初期脱毛には個人差があり、AGA治療を開始した人の2~3割程度で確認されています。休止期の髪が多く残っていた人ほど起こりやすいのですが、これは治療効果が出始めている証ですので、特に心配する必要はありません。逆に7~8割の方はAGA治療を開始しても初期脱毛が起こらないといわれています。

初期脱毛が始まる時期と期間には個人差があるものの、1ヶ月以内に起こるケースが大半です。また、期間には相当な幅があり、1週間で終わる方もいれば、3ヶ月ほど続く方もいます。あまりに脱毛量が多い場合や、3ヶ月以上にわたって初期脱毛が続く場合は、専門のクリニックで診察を受けるようにしましょう。

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