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生え際の薄毛に対して効果的な発毛剤は?

 

薄毛には、進行パターンにいくつかの種類があり男性に多くみられるのが、生え際から進行するパターンです。薄毛が生え際から進行している場合、場合によってはAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性があります。AGAは、適切な治療をもって進行を食い止めなければなりません。今回は、生え際から進行する薄毛に対して有効な対策や発毛剤をご紹介します。

育毛剤によってかゆみ・肌荒れが起こることはある?

薄毛にはいくつかの脱毛および進行パターンがあります。例えば、額の生え際から脱毛が進行するパターンをM、頭頂部から進行するパターンをOと例えることがあります。AGAは生え際から脱毛するパターンが多くみられるため、もしM字に薄毛が進んでいる場合、AGAを発症している可能性があります。また、頭頂部からO字に薄毛が進行している場合もAGAを発症している可能性があります。

AGA治療には、フィナステリドやデュタステリドを配合した内服薬を用いた方法があります。これらの治療薬には、AGAの根本的な原因である5α還元酵素の働きを阻害する作用があります。AGAの原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる男性ホルモンの一種ですが、DHTの生成には5α還元酵素が大きく関わっています。フィナステリドやデュタステリドは、AGAの原因である5α還元酵素の働きに直接作用する治療薬です。 (※1)

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ミノキシジルとの併用もできる?

フィナステリドやデュタステリドは、5α還元酵素の働きを阻害し、AGAの原因となるDHTの生成を抑制します。そのため、フィナステリドやデュタステリドはAGAに特化した治療薬であるといえます。

AGA以外の原因で薄毛が起こっている場合、頭皮に直接塗布するミノキシジル外用薬を使用するとよいかもしれません。ミノキシジル外用薬は、細胞成長因子の発現を増加させ、髪の毛の休止期の短縮や毛包を太くするなどの発毛効果を持つ外用薬です。AGAの他、円形脱毛症やその他の脱毛症の治療にも使用されています。またミノキシジル外用薬は、併用が可能な治療薬です。世界各国でフィナステリドとミノキシジル外用薬の併用療法が行われています。 (※1)

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治療薬だけに頼るのは禁物?生活習慣の見直しも必要?

治療薬の使用に加え、生活習慣の見直しも重要です。


・食生活 発毛や髪の成長に欠かせない必須アミノ酸、亜鉛、各種ビタミンなどが不足していると、薄毛がなかなか改善しないかもしれません。独身男性は外食に頼る傾向があり、食生活の乱れによる栄養不足に陥りがちです。まずは日々の食生活を見直し、栄養バランスのよい食事を心掛けましょう。


・喫煙 喫煙も毛髪に悪影響を与えることが分かっています。喫煙によって血管が収縮すると血流が悪化し、髪の成長に必要な栄養素が頭皮まで届きにくくなります。また、タバコに含まれるニコチンは肝臓の解毒作用を機能させますが、それによって栄養伝達が阻害されます。喫煙は髪の毛の成長に悪影響を与えます。本数を減らすか禁煙して、髪の毛への悪影響をなくしましょう。


・ストレス 人はストレスを感じると自律神経が乱れます。強いストレスを感じると血管が収縮状態となり、全身の血流が悪化するのです。全身の血流悪化は頭皮の栄養不足を招き、結果的に薄毛の原因となってしまうのです。対策としては、定期的なストレッチや軽い運動などがあげられます。

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参照

※1男性型脱毛症治療の現状と今後の展望
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/133/2/133_2_78/_pdf

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