ヘアメディカルプラス

あなたの髪の悩みを解決する専門メディア

髪の悩みガイド

薄毛や抜け毛に対する育毛剤や治療の効果とは?

 

今日では、抜け毛・薄毛・発毛対策にもさまざまな選択肢が用意されています。市販の医薬部外品(薬用)育毛剤の種類も多く、また専門クリニックや皮膚科などで治療を受けることも可能です。ただし、どれほど選択肢が多いといっても、やみくもに対策していては、効果は期待できません。自身の抜け毛・薄毛の原因に合わせた対策や治療が必要なのです。今回は、医薬部外品育毛剤や薄毛治療の効果と作用についてご紹介します。

育毛剤や薄毛治療はどのように薄毛に作用する?

ドラッグストアなどで販売されている育毛剤の多くは、医薬部外品に分類されています。薬事法による分類だと、医薬部外品は症状の治療というよりは、予防や衛生環境の改善などを主たる目的としています。薄毛の原因に強く作用したり、直接的な発毛効果を期待したりはできません。あくまでも「予防」であるということを覚えておきましょう。

薄毛を招く原因の多くは、毛周期の成長期が短くなり、髪の毛が伸びない休止期にとどまる毛包が多くなることによって発症するといわれています。頭皮環境は、成長期や休止期などのヘアサイクルに大きく影響します。市販の育毛剤によって頭皮環境が改善されれば、薄毛・抜け毛といった問題の解消につながることがあるかもしれません。

専門クリニックや皮膚科で行われる薄毛治療(発毛治療)は、薄毛の根本的な原因に対して直接作用するものです。例えば、AGA(男性型脱毛症)による薄毛であれば、フィナステリドやデュタステリドなどの治療薬が用いられます。これらにはAGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制する作用があり、ヘアサイクルの正常化を施します。文字通り「治療」である点が、医薬部外品の育毛剤との明確な違いといえます。 (参照※1)

目次へ戻る

育毛剤や治療薬の効果とは?

一般的に、医薬部外品は予防効果を期待するものです。一概に断言できませんが、すでに進行している薄毛に対しての大きな改善効果は期待できないかもしれません。 AGAを起因とする薄毛の治療としては、専門のクリニックで処方される内服薬や外用薬を用いた治療が必要です。

治療薬は抜け毛・薄毛といった症状を引き起こす脱毛症などの治療を目的としています。代表的なAGA治療薬の有効成分であるフィナステリドやデュタステリドには、AGAを引き起こすDHTの抑制効果があるのはお伝えしたとおりです。脱毛症の原因に作用することから、進行している薄毛の改善が期待できます。 また、外用薬としては、ミノキシジル外用薬が薄毛治療に用いられます。ミノキシジル外用薬には、頭皮の血流改善などの効果があるとされています。まずは専門クリニックや皮膚科に足を運び、自身の薄毛の原因を専門の医師と探っていきましょう。 (参照※1)

目次へ戻る

個人でも薄毛の原因は特定できる?

原因によって抜け毛量や薄毛の進行具合は変わります。また、男性ホルモンによる影響や生活習慣の乱れ、食習慣の乱れ、ストレスなど、複数の原因によって抜け毛・薄毛が引き起こされている可能性があります。 個人で抜け毛・薄毛の原因を特定するのは簡単ではありません。専門のクリニックで検査や診察を受け、その原因を特定することから抜け毛・薄毛の治療をはじめましょう。

目次へ戻る

参照

※1男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

AGA・薄毛治療についての無料カウンセリングや
初診のご予約はこちらから

費用や効果などの相談をしたい方

ご相談はこちら(無料)

AGA・薄毛の治療をお考えの方

初診のご予約

薄毛治療の専門クリニック紹介

あなたにオススメの記事をチェック