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薄毛を改善! AGA治療を成功させるポイントは?【見てわかる症例付】

 

治療をすれば、本当に薄毛は改善できる? 効果が出ずにやめる人が多いと聞いたけど…。AGAの治療は、初めての方にはわかりづらく、治療の内容や過程を理解していないと挫折しやすいものですが、適切な指導のもとに継続すれば、かなりの確率で効果をあげることができます。そこで、今回は頭髪医療の専門家が考える効果的な治療方法と、専門医療を受けるべき理由について解説。具体的な改善例もご紹介します。

専門家が考える、効果的なAGA治療とは?

照島雅之 医師
Dクリニック福岡
照島雅之先生

内服薬(プロペシア・ザガーロ)と、外用薬(ミノキシジル)の併用で、できるだけ早く、患者さんが望む髪の量へ近づけていく治療です。

AGA(男性型脱毛症)は、思春期以降に発生する脱毛症。20代、早い方なら10代から発症し、急激に脱毛が進行します。
原因は男性ホルモン。男性ホルモンの「テストステロン」が酵素の5aリダクターゼによって「ジヒドロテストステロン」に変換され、ジヒドロステロンが髪の毛周期(ヘアサイクル)を異常化して髪の成長期が短くなり、早く抜けてしまうため、薄毛が進行します。

治療の第一段階としてまず大切なのは、抜け毛の原因を、元から断つこと。そのために使用されるのが、プロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)です。この2つの薬は「5α-還元酵素阻害薬」と呼ばれ、5aリダクターゼの動きを抑制し、ジヒドロステロンが生成されないようにしてくれます。2つの薬とも治療効果が高く、プロペシアの臨床実験では、服用者のうち98%の方が「薄毛の進行が止まった」と実感を持ったという結果が報告されています(※1)。

しかし、治療をする方は、抜け毛が止まってこれ以上薄くならなければよいというわけではなく、大抵の方は生えている髪を増やし、できれば元の髪の量に戻すことを希望しています。
プロペシアやザガーロによって、ジヒドロテストステロンの生成が抑制されれば、ヘアサイクルは徐々に正常化し、生えてくる髪も太く抜けにくくなっていきますが、一度異常になった毛根は弱体化し、元のような動きをすることが難しくなっている場合があり、そのままでは、発毛までに時間がかかってしまうことがあります。
そこで、その毛根を活性化するために使うのが、ミノキシジルなどの発毛剤。発毛剤には、毛根の細胞分裂やタンパク質の合成を促すだけでなく、血行を促進して、髪のヘアサイクルを正常化するという働きがあります。

原因を抑える薬と発毛を促進する薬を併用することで、治療効果はさらに上がります。薬の服用を開始してから、早い人なら3ヵ月、遅くても6ヵ月目には発毛の効果が出始めます。治療から1年程で発毛のピークを迎え、それ以降は安定して発毛するようになります。

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専門家の治療を受けるべき理由は?

照島雅之 医師
Dクリニック福岡
照島雅之先生

■症状や体質に合った薬で、効果的に治療できる ■治療中の不安を相談できる
■薄毛改善の総合的な対策ができる ■薬の服用によるリスクを下げ、健康を守る
などが挙げられます。

体質に合った薬で、効果的に治療できる

AGAの治療薬は、自分の症状や体質に合ったものを選ばなければ、効果を発揮することができません。
例えばプロペシアとザガーロは、基本的な作用は共通していますが、効果範囲や効果の持続時間が異なります。5aリダクターゼにはⅠ型、Ⅱ型の2種類があり、プロペシアはⅡ型に、ザガーロはⅠ、Ⅱ型にそれぞれ効果があり、プロペシアの半減期(血中にある有効成分の濃度が半分になる時間)が6~8時間であるのに対し、ザガーロは2週間と、効果が持続します。では、効果範囲が広く効果が長いザガーロを使えばいいか? というと、それほど単純な問題ではなく、症状や体質を見極めることが必要です。
頭髪専門のクリニックでは血液検査や問診で使うべき種類や錠剤の種類(有効成分の含有量)を適切に診断、処方してもらえます。

薄毛改善の総合的な対策ができる

AGAの治療の中心は薬剤の使用ですが、合わせて生活習慣を改善すると、より一層の効果をあげることができます。というのは、生活習慣の乱れは薄毛の大きな原因であり、悪い習慣を続けていると、AGAの治療が思うように進展しない可能性があるからです。過度なストレスや睡眠不足、栄養バランスの偏り、喫煙や深酒などはできるだけ見直し、良い生活のリズムをつくっていくことが大切です。
頭髪専門のクリニックでは、治療する方の食事の回数や内容、睡眠時間や満足度、飲酒・喫煙の習慣などをチェックし、治療と同様に細かくアドバイスを行っていきます。

治療中の不安を相談できる

「いきなり髪が抜けはじめ、驚いて治療をやめてしまった」。薬だけを処方されていた方や、通信販売で薬を購入して自己治療を続けていた方からよく伺うお話です。実は、これは「初期脱毛」と呼ばれており、治療がうまくいっている証拠の一つ。ヘアサイクルが正常化する時に、弱った髪の毛が一旦成長の止まる「休止期」になって抜け落ち、新たに丈夫な髪が生える準備をするための段階です。これを知らずに治療を中断してしまう方はかなり多く、治療した時間と費用が無駄になってしまいます。
専門治療ではこのような「治療で起こること」を事前にしっかりと説明、治療中に起こった疑問も、その都度解消していきます。

薬の服用によるリスクを下げ、健康を守る

AGAは進行性の脱毛症であり、完治することはありません。効果を継続するためには、長期に亘って治療を続けることが必要となります。どのような服薬治療にも言えることですが、長期的な服用による薬害による健康被害のリスクは常に考えておくべきこと。
専門治療では定期的な血液検査を導入しているため、安心した治療ができます。

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具体的なAGAの改善例は?

照島雅之 医師
Dクリニック福岡
照島雅之先生

頭髪専門クリニックでの具体的な改善例を、年代別にご紹介します。

症例1【20代】

O型27歳 会社員/薄毛歴:2年

初診時の写真
初診時
4ヵ月後の写真
4ヵ月後
8ヵ月後の写真
8ヵ月後

生活習慣/飲酒:あり 喫煙:なし 睡眠時間:8時間 食事:1日3回

症例2【30代】

M型39歳 会社員/薄毛歴:1年

初診時の写真
初診時
6ヵ月後の写真
6ヵ月後
12ヵ月後の写真
12ヵ月後

生活習慣/飲酒:なし 喫煙:なし 睡眠時間:よく眠れている 食事:1日3回

症例3【40代】

O型43歳 会社員/薄毛歴:1年

初診時の写真
初診時
4ヵ月後の写真
4ヵ月後
7ヵ月後の写真
7ヵ月後

生活習慣/飲酒:あり 喫煙:なし 睡眠時間:6時間 食事:1日3回

症例4【50代】

MO型51歳 会社員/薄毛歴:10年

初診時の写真
初診時
3ヵ月後の写真
3ヵ月後
5ヵ月後の写真
5ヵ月後

生活習慣/飲酒:なし 喫煙:あり 睡眠時間:5~6時間 食事:1日3回

症例1~4共通 [治療内容]アドバンスト発毛治療
[治療価格]32,000円(税別)
[副作用]この治療により起こる可能性がある副作用
●頭皮のかゆみ、肝機能障害、リビドー減退など ※これらの副作用が実際に起こったわけではありません。

AGAは、早く開始するほど効果が出やすい疾患です。薄毛を改善したいなら、まずはセルフチェックを。今の頭髪状況を気軽に確認できます。
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参考

※1 MSD株式会社 臨床成績より
https://www.msdconnect.jp/products/propecia/medical_3y.xhtml

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