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円形脱毛症のセルフケア!自分でできる対策とは?

 

性別を問わず、薄毛は深刻な悩みの一つ。その原因はさまざまですが、頭髪に10円玉大の脱毛班が出来る円形脱毛症などが挙げられます。比較的知名度の高い脱毛症でありながら、具体的な原因や予防法・治療法についてはあまり知られていません。今回は、円形脱毛症の原因や予防法、個人で取り組めるセルフケアについてお話します。

円形脱毛症は予防できる?

円形脱毛症の原因には諸説があります。2019年現在、もっとも有力なのが自己免疫疾患です。外部から入ってきた異物などを攻撃する免疫機能の異常により、毛根が攻撃されて抜け毛を引き起こします。

自己免疫疾患が引き起こされる理由にもいくつかの説があり、アトピー性皮膚炎や遺伝的要因、ストレスが代表的です。よく「円形脱毛症の原因はストレス」といわれますが、あながち間違いではありません。ストレスが引き金となって自己免疫疾患を引き起こし、円形脱毛症を発症するからです。

円形脱毛症の予防法として、定期的なストレスケアを行うと良いでしょう。適度な運動や趣味に打ち込む時間など、ストレスを取り除くことが予防の鍵となります。また、生活習慣もストレスの原因となるので要注意。特に気をつけたいのが食生活の乱れです。栄養バランスの偏りは、円形脱毛症以外の脱毛症を引き起こす要因にもなります。日々の暮らしを見直し、ストレスを招く要因がないか一度確認してみましょう。 (参照※1)

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円形脱毛症を隠すことはできる?

円形脱毛症は、専門クリニックや皮膚科での治療を受けるのが基本です。軽度な症状であれば自然治癒することもありますが、脱毛班から新しい髪が生え、成長するにはある程度の時間がかかります。重症化している円形脱毛症の場合、相当な治療期間が求められるのはいうまでもありません。

脱毛班の位置や数などによっては目立つため、それがストレスの原因になることもあるでしょう。ストレスは自己免疫疾患の引き金であり、頭皮の血行悪化を招くため、髪の成長に悪影響を及ぼします。この場合、治療中のみ脱毛班を隠すと良いでしょう。

たとえば、比較的目立たない位置や小さい脱毛班は、ヘアアレンジによって隠すことができます。美容師に相談し、脱毛班が目立たない髪型にしてもらうのも手です。目立つ位置に脱毛班があり、ヘアアレンジや髪型では隠すのが難しいのであれば、かつらやウィッグの使用を検討しましょう。これらが円形脱毛症によるストレスを軽減し、症状悪化に歯止めをかけます。 (参照※2)

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円形脱毛症は自分で対処できる?

以下の症状に心あたりがある人は、円形脱毛症の疑いがあります。

・何も前触れもなく髪が抜けた
・境目がはっきりとした円形や楕円形の脱毛班がある
・部分的に地肌が見えている
・脱毛班の周辺にある髪を引っ張ると簡単に抜ける

個人で円形脱毛症を対処するのには限界があります。セルフケアによって予防したり、隠したりすることはできますが、完治を目指すのは難しいでしょう。もし円形脱毛症が発症したならば、専門クリニックや皮膚科などで診察・治療を受けてください。

重症化すると頭髪のみでなく、全身の毛が抜け落ちてしまうケースもあります。そのまま放置するのは避け、一度専門医に診てもらいましょう。なお、膠原病や甲状腺の病気など、ほかの自己免疫による疾患から円形脱毛症になることもあります。脱毛以外に微熱が続いていたり、気怠さを感じていたりするならば、その旨も専門医に伝えるべきです。より適切な治療法を提案してもらえるでしょう。 (参照※1)

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参照

※1 脱毛症|慶應義塾大学病院 KOMPAS
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000332.html

※2 髪の健康を考える~美しい髪で過ごすには~
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmj/59/4/59_327/_pdf

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