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女性の薄毛におすすめのヘアスタイルは?

 

頭皮のヘアサイクルが関わってくる薄毛治療は、治療効果を実感するまでにある程度の時間が求められます。個人差こそありますが、一般的には6ヶ月程度はかかるものです。その期間中に効果を実感出来ず、途中で断念してしまう人も実際は少なくありません。

どうしても薄くなっている部分が気になる人は、薄毛を目立たなくさせるヘアスタイルに変えるのも一つの手です。そこで今回は、薄毛の女性におすすめのヘアスタイルや、薄毛を招く恐れがあるヘアスタイルの特徴をご紹介しましょう。

薄毛を引き起こす可能性があるヘアスタイルは?

ヘアスタイルにこだわりを持っている人も多いことでしょう。しかし、中には薄毛を引き起こしやすいヘアスタイルもあるので注意が必要です。たとえば、女性に多く見られる脱毛症の一種に「けん引性脱毛症」があります。

けん引性脱毛症は、髪の毛が物理的に「けん引」される、つまり引っ張られることによって発症する脱毛症です。通常、少し引っ張ったくらいでは、健康な髪の毛は抜け落ちません。ただし、長期的に引っ張られたままの状態が続くと毛根に負担がかかったり、頭皮の血行が悪化したりして、脱毛を誘発することがあります。

具体的なヘアスタイルとして、例にあげられるのがポニーテールです。ポニーテールを続けていると、けん引性脱毛症のリスクが高まります。また、分け目をずっと同じ位置・形にするのも推奨できません。同じ箇所に負担がかかり続けるため、これもまたけん引性脱毛症の引き金と成り得ます。

薄毛治療の観点からいうと、髪が引っ張られ続ける、もしくは頭皮に負担がかかり続けるヘアスタイル・ヘアセットは控えるべきです。どうしてもそのヘアスタイルにしなければならない場合、定期的にセット方法を変えたり、けん引する力を緩やかにしたりし、髪や頭皮への休息期間を設け、負担を軽減しましょう。(参照※a※c)

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パーマやヘアカラーによって薄毛になる?

ファッションとしてヘアカラーやパーマを繰り返している女性も少なくありません。詳しくは後述しますが、パーマやヘアカラーなどによって、薄毛を目立たなくすることも可能です。その一方で、これらが薄毛を引き起こす可能性もあります。

使用する薬剤の種類や方法、頻度によっても違いますが、パーマやヘアカラーは髪にダメージを与える可能性があるのです。また、パーマ液といった薬剤の取り扱いにも注意しましょう。細心の注意を払って使用しても、多少は頭皮に負担がかかります。薬剤の種類や体質などにもよりますが、頭皮にダメージを与え、それが薄毛の原因となることも少なくありません。

とはいえ、パーマやヘアカラーは現代女性にとって一般的なものです。トリートメントなどによって適切なケアを行うことで、ダメージを抑えることが可能です。髪や頭皮の状態を確認しつつ、パーマやヘアカラーの頻度を極力減らし、その後のケアのことも考えると良いでしょう。

髪のダメージが気になる場合、信頼できる美容師への相談を推奨します。同じパーマやカラーでも、複数の方法の中から選択できるケースもあるため、できるだけダメージが少ないもの選ぶべきです。また、パーマやヘアカラーによって抜け毛が増えたり、頭皮に違和感を覚えたりしたら、薄毛専門のクリニックに相談してください。

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薄毛が目立たないヘアスタイルは?

一度薄毛を発症すると、適切な対策や治療を行ったとしても、その効果を実感するまでにはある程度の時間がかかります。薄毛が目立つ状態での生活は、大きな精神的負担およびストレスとなるものです。ストレスも薄毛の原因となるため、治療中はできるだけ薄毛が目立たないヘアスタイルを意識しましょう。以下のポイントを意識してみてください。

・薄くなっている部分を隠す
分け目やつむじなど、部分的に薄毛が目立っている場合は、その脱毛部位を上手く隠しましょう。地肌が見えてしまうと、薄毛がより強調されてしまうのです。一見難しそうに感じられるかもしれませんが、分け目の位置を変えたり、髪の流し方を変えたりするだけで、薄毛が目立ちにくくなるのです。

ヘアアクセサリーや帽子などで隠すのも有効ですが、多用は推奨できません。これらが髪を強く引っ張ったり、発汗などから頭皮環境を悪化させる恐れがあります。同時に、ポニーテールなどの髪を引っ張り続けるヘアスタイルは、薄毛を悪化させるリスクがあるので注意しましょう。

・髪が薄くなっている箇所から視線を外す
薄くなっている箇所をうまく隠せない場合、他人の視線を外すように工夫してみましょう。たとえば、前髪を多めにカットすれば、顔に視線が集まりやすくなります。毛先にカールやウェーブをつけて動きを出すだけでも、視線を誘導できる上、全体的なボリューム感まで演出できるのです。このほか、ヘアアクセサリーなどを使って視線を外すように誘導するのもいいでしょう。

・パーマやカラーで薄毛を目立たなくする
日本人の場合、黒髪かつストレートヘアの人が多い傾向にあります。この黒髪・ストレートという髪質は、ハリやコシがなくなってしまうと、薄毛が目立ちやすくなります。そこでパーマをかけたり、太めのカーラーなどを使用して、少しふんわりとさせるだけでもボリューミーな髪を演出することができます。

また、ヘアカラーを少し明るめにするだけでも印象が大きく変わります。黒は収縮色ですので、実際よりも髪の毛が少なく感じられるものです。逆に明るい色は膨張色であり、同じ髪の量であっても、よりボリューミーな印象となります。

さらに、地肌との色の差も小さくなるため、薄くなっている部分を目立たなくさせる効果も期待できるでしょう。注意点として、パーマやヘアカラーは、薄毛を引き起こす原因と成りえます。髪や頭皮の状態をチェックしながら検討してみましょう。

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薄毛の部位別のおすすめのヘアスタイルは?

薄毛の女性におすすめのヘアスタイルをいくつかご紹介しましょう。人によって髪が薄くなっている箇所は異なるため、薄毛の部位別でまとめていきます。

【頭頂部の薄毛が気になる方におすすめのヘアスタイル】

・ポニーテール
髪の長い女性に限られますが、トップから後頭部にかけて丸みをもたせ、緩くまとめるポニーテールがおすすめです。頭頂部の薄毛をカバーできるだけでなく、後頭部にボリューム感を持たせることができます。上手に仕上げるポイントは、できるだけ緩めにセットすること。

強く引っ張られた状態が続くと、上述したけん引性脱毛症の原因となります。また、緩めにセットして丸みを持たせることで、よりボリューム感を演出できるでしょう。

・ハーフアップ
こちらもロングヘアの人におすすめのアレンジとなります。ふんわりとしたハーフアップでも頭頂部をカバーすることができます。さらにまとめた髪をお団子にすれば、頭頂部を隠しながら頭部全体にボリューム感を演出できるでしょう。

上手に仕上げるポイントは、ポニーテールと同様に緩くセットすることです。薄毛をカバーするために、薄毛を悪化させてしまっては意味がありません。できるだけ髪や頭皮に負担をかけないように心がけてください。

・パーマ
ショートヘアやミディアムヘアの人であれば、頭頂部にパーマをかけてボリューム感を出しましょう。これにより、頭頂部の薄毛をカバーすることができます。トップにレイヤーを入れても、薄くなりやすい“つむじ”部分などにボリュームが出てきます。

また、ミディアムヘアの人は、毛先にパーマをかけたり、ヘアアイロンなどで巻くことで、視線を頭頂部から外すことが可能です。一層薄毛が目立たちにくくなります。ただし、パーマは髪や頭皮にダメージを与える原因となりますので、多用は禁物です。髪や頭皮の状態を確認した上で、不安な方は美容師や薄毛専門クリニックなどに相談してから行いましょう。

【分け目や前髪の薄毛が気になる方におすすめのヘアスタイル】

・前髪に分け目を作らないヘアスタイル
前髪に分け目を作ると、どうしても薄毛が目立ってしまいます。そのため、あえて分けずに頭頂部の髪を前に持ってきましょう。分け目を作らないヘアスタイルは、けん引性脱毛症の防止にもなるのでおすすめです。

・前髪の短いベリーショート
前髪のボリュームが少なくないと感じる場合、あえて前髪を短くしたベリーショートもおすすめです。「髪を短くすると薄毛が気になるのでは?」と思うかもしれませんが、頭部全体がコンパクトになることから、薄毛も目立たなくなります。また、視線を顔へと誘導できるため、薄毛をさらにカバーすることができるでしょう。

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薄毛対策にもなるヘアセットの方法は?

ヘアスタイルのみでなく、ヘアセットの方法も薄毛対策において重要なポイントとなります。たとえば、分け目を作るヘアスタイルにする機会が多いなら、分け目の位置を変えるだけでも髪や頭皮への負担を減ります。けん引性脱毛症を防いだり、その改善に繋がることもあるのです。また、分け目を定期的に変えることで、地肌を紫外線から守ることもできます。頭皮環境を健康に保つ上でも有効です。

ヘアセットの際には、多くの人がドライヤーを使っていることでしょう。ドライヤーで分け目を変える場合、髪が濡れた状態で分け目を別の位置にとり、髪の流れを変えるように意識しながら全体を乾かすのがおすすめです。最後にサイドの毛束を軽く引っ張りながら癖をつけていきます。無理な力をかけて髪をセットしすると、髪だけでなく頭皮にも負担をかけることになるため、ドライヤーを上手に使いこなすことが大切です。

このように、ヘアスタイルやヘアセットの方法を見直すだけでも、薄毛を防止したり、ある程度改善することは可能です。しかし、ヘアスタイルの変更による対策には、積極的な薄毛改善効果はありません。どうしても抜け毛や薄毛が気になるという方は、専門クリニックなどの受診をおすすめします。

薄毛専門クリニックといえば、男性向けのものをイメージする人が多いかもしれません。近年では、女性の薄毛対策に力を入れているクリニックも増えています。無料カウンセリングを行っているクリニックもありますので、まずは一度相談してみましょう。自身の体質や頭皮状態などに最適な対策・治療を提案してもらえるはずです。

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